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声優「4人に1人が廃業」検討!10月開始のインボイスショックで個人も企業も大混乱

● インボイス導入で益税がなくなり 4人に1人が廃業を検討する声優業界

およそ4人に1人が廃業を検討──。驚愕の事実が明らかになった。昨年秋に声優やアニメ、漫画、演劇といったエンターテインメント業界4団体が、関係者たちにインボイスの影響について尋ねたアンケートの結果だ。

エンタメ業界では、フリーランスや個人事業主として働く人が大半だが、インボイス制度に対して悲観的であることがうかがえる。

例えば、声優は日本に1万人以上いるが、その約76%が年収300万円以下。ほとんどの声優が売上高1000万円以下の免税事業者であり、受け取った消費税の納税は免除され益税となっている。とはいえ、レッスンなどに多額の経費がかかり、生活は苦しいというのが実態だ。

そうした中、インボイスの発行事業者(適格事業者)になれば消費税の納税義務が発生するだけでなく、事務作業の負担も増す。

何より、適格事業者にならなければ、発注元が仕入税額控除できないため仕事の依頼が来なくなったり、単価の引き下げを求められたりすることになる。

● エンタメ業界や個人タクシーの影響大 適格事業者と免税事業者混在で利用者は混乱か

「経済的事情から事業の継続を諦めざるを得ない人が出てくる。多くの才能が集まらなくなり、クオリティーが落ちるだろう」(40代、俳優・声優)

「所属俳優でインボイス登録しない者は、消費税分のギャラを引くと言われた。実質年収1割減が確定した。登録してもしなくても収入が減り、負担が増える制度はおかしいと思う」(50代、声優・ナレーター・講師)

20代の大学生からは、「将来、私はアーティストとして活動するために勉強中です。でも、インボイス制度が導入されれば、今学んでいることが無駄になりかねません」という声も上がる。

しかも、新型コロナウイルスの感染拡大により、特に声優や俳優、演劇の仕事はなくなり、そもそも低めだった収入がさらに大幅に減った。そのタイミングでの事実上の増税である“インボイスショック”に対し、悲鳴が上がるのも無理はないだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd54d6aa1ea3554e7fcf51f94146cc5ea0409807

ニュースへの反応

今人気実力ある声優にも無名時代があった
最初から人気だったわけではない
その人たちの何割かも過去にインボイス制度があったら廃業してただろう

もとから俳優のバイトだった事を思えば、そんなもんだろ…
ミュージシャンや役者志望って貧乏と同義語だし

役持ってた人間が廃業していたのを見るとかなりキツいんだろうな
わざわざ廃業までしなくても良いのにそこまでするってのは

それでもまだ供給過多だろうな

業界の整理正常化のきっかけにすればいい

実際には消費税が納税されてないのに、委託元が消費税払って仕入れた事にできてた(そういうズルをする前提で報酬払ってた)ことがおかしい訳で、インボイス事業者になったら消費税分ちゃんと上乗せして報酬払ってもらう必要がある
逆にインボイス事業者にならなかったら報酬下げるっていうのはおかしな話。委託元がズルをし続ける前提に経ってる
インボイス制度自体の煩雑さは、処理コストをコストと考えない実にお役所的らしいやり方でクソ喰らえと思うけど

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