
2018年08月09日 14:05
「池の水ぜんぶ抜く」の殺生正当化 専門家は「教育上いいと思えない」
「外来種だからすべて駆除という考えは極端すぎる。いかがなものかと思います」
とは、生態学の専門家で、『「自然」という幻想』の訳書がある慶應大学の岸由二名誉教授。
「番組では、それぞれの生態系をどうしたいのか目標を立てずに、外来種の駆除だけが目的のような印象が強い。私も外来植物の駆除を行っていますが、場所によっては在来種を除去することもある。目標によってケースバイケースで必要な駆除が異なるのです」
在来種か外来種かのみを基準とするのは、生態学的にも疑問だというのだ。さらに、大問題なのは、
「仮にその動物が悪だとしても、子どもたちに乱暴に動物を抹殺させるのは、教育上、いいとは思えない。自然を守るためでも、動物の駆除は大人が行えばいいこと。市民参加でイベントのようにするものではないし、ましてやテレビで面白おかしく放送することでもありません」(同)
殺生を正当化した番組のほうが、外来種よりも悪影響というのである。
ニュースへの反応
外来生物=悪 ではなくて
飼えなくなったから捨てる奴=悪 なのである。
過剰な粗探し。だから地上放送がつまらなくなっていく。
外来種駆除は粛々と進めるべきもので、面白がって生き物を殺すのはどうかと思うよ
こういった綺麗事言うやつら嫌い。
最初面白かったけど最近は意外性なくなってきたな・・・
みんなの声
重箱の隅をつつくような発言は汚い。
池の水抜いたらこんな生物がいましたよーで終わりでいいだろ?
勝手な臆測でテレビをつまらなくするのはやめてくれ。
じゃあソウギョ、ブラックバス全部引き取って下さい。